21世紀型の眼鏡を日本からリリースしたい。
我々は21世紀型のデザインを考え実践していくべきである。
眼鏡に於いて21世紀的なものとはモノとしての個性が強く
流行り廃りの激しいデザインではなく、
より人に近づいたデザインであると考える。
上記を論じているのがCONCEPT「Y」のデザイナー兵井伊佐男さん。
展示会場で連絡を取り7カ月ぶりにお会いさせていただきました。
「にしおか眼鏡舗」開業直前、何にも陳列がされてない状態で兵井さんの作品を見せて頂きました。
今だから話せる事ですが・・・
細いβチタン芯のフレームは導入を最後まで躊躇していました。
以前、他の極細ラインのフレームを扱っていた時の事。
・レンズの重量とフレームの重量のバランスが良くないため軽いが不安定な掛け心地になる。
・(以前扱っていたものは、)ブリッジまで柔らかくレンズが気付かないうちに「そって」しまう。
等々、レンズが実際に入った状態がお客様には未体験となり、ただ「軽いですよ」的な文句が
お客様にとっていかがなものか?とか、これが自分の想いに合ってるか?今回はそんなことで悩んでいた。
とにかく、その時点では兵井さんのHPや県外のお取扱店の情報でトコトン、2次元で研究した。
そしてCONCEPT Yのレベルは他の極細フレームとレベルが違う事を思い知らされる。
2次元の世界ではあるが自分の中の「悩み」は消え去り兵井さんに直接電話した。
どこの馬の骨だかわからない人間からいきなり電話がかかり兵井さんも不安だったと思うが(^^ゞ
「まずサンプルを送ります。じっくり見てください。開業までにお店に伺います。」
返ってきた言葉はこう言っていただけた。
サンプルが早速とどき実際に手に取り、試験的に子供達にも掛けさせて生活させてみた。
もうそこには「不安」は無くなっていた。
もう一つの本音は、
・四国ではどこも扱っていない。「にしおか眼鏡舗」が四国第1号店!
ていう、今思えば「了見の狭い見栄」がありました。
開業直前に兵井さんが福井からボクのためだけに車で何時間もかけ、おいでてくださったのも感動でしたが
実際にお話させていただきCONCEPT「Y」に対する兵井さんの熱い想いに触れさせていただき
自分の中に強い誓ができた。それは、
「四国そして香川で兵井さんの分身としてにしおか眼鏡舗の西岡浩一流をコラボレートし、
CONCEPT「Y」の真意を伝えていく」
カッコつけた言い方だが、CONCEPT「Y」だけに限らず、にしおか眼鏡舗に来てくれた作品達に対する
明確な誓が自分の中にでき、一気にボルテージが上がった。
改めてそう気づかさせてくれた兵井さん。本当に兵井さんに感謝です・・・
さて、さて、前置きがヒジョ―に長くなりましたが・・・(^^ゞ
兵井さんにお会いし早速、今回の作品を見せていただいた。
エヘ、エヘ、エヘへ・・・(~o~)
これでまた新たにCONCEPT「Y」の世界を創っていける(^O^)
兵井さんは、この時また素晴らしいことを語ってくれました。
「この作品は新しく出しますが、従来の作品は旧作ではありません。
今までのCONCEPT「Y」が、力学的や全てにおいて完成型であり基本なんです。
その従来の作品に基づいて作ったのが今回の作品です。」
やっぱ、この御方も凄い人だなぁ・・・
今回の作品名は「Y Classic」
兵井さんとは短い時間の交流でしたが期待通りシビレさせてくれました。
ありがとうございました<m(__)m>
(CONCEPT「Y」兵井様)
兵井さまのHPより画像および文章をお借りいたしました。<m(__)m>