以前からタイヘンお世話になっているお客様「T様」の眼鏡。
ただ、お度数がS-9.25Dと強度近視であるためフレーム選びにも昔は制約されてたそう・・・
度数が強い=小さいフレーム、厚みの目立ちにくいプラスチックフレーム
これはこれでお客様のご要望にあったフレームであれば良いんですが・・・
ひとつ間違えればお客様が眼鏡に対し失望を与えかねないことになります。
T様も昔は「小さいフレーム」の選択を余儀なくされてたそうです。
私がT様の眼鏡をお作りさせていただくようになった時、T様が私に言った言葉は
「度数が強いから小さいフレームでないとダメなんだよね?」って。
T様は身長も高く引き締まった体型。それでいてすごくシブイ方で「カッコいいお父さん」。
こんないでたちの方に無理やり小さいフレームをオススメしても正直、「パロディー眼鏡」にしかならない。
そう思いトコトン、カッコつけていただけるフレームをお選びいただきました。
お選びいただいたモデルはRIDOLのR-042。レンズサイズは55㎜。
超高屈折のレンズを使用してもコバの厚みは7.7ミリ
ということで、この厚みを逆に利用してファセット加工しました(^^♪
ヤスリで慎重にスリスリスリスリ・・・・・
お客様に喜んでいただけるお仕事なら、いくら手間がかかっても全然苦にならないのだ!レレレのレ―!