少年時代のある日のこと(幼稚園か小学校低学年の時)
ウチは当時、ゴエモン風呂だった。←丸くて下から火をくべて湯を沸かすヤツ。
家の横にある小川はまだキレイでフナやドジョウなどたくさんの魚がいた。
当時はゲーム機などモチロンなく川で魚をとったり田んぼでドロンコになって遊ぶのが普通だった(^_^)
そんなある日、その小川で捕まえた魚を家で飼いたくてバケツに入れていたがドーモ狭くて魚が
かわいそうで何とか大きい器を探したが見つからず…どうしようか悩んでいたが、
突然ひらめいた!!
タップリとはられた水!広い場所!フナ達にはパラダイスだ!
そのゼッコ―の「器」がゴエモン風呂である。
早速、フナ達をソコに入れる。まるでフナ達が「アリガト―!」って言わんばかりに
チョ―元気に泳ぎ回る。フナ達は何ともご満悦の様子だ。
何かとってもイイ事をした気分だった。ネコとかに悪さされにように風呂のフタをして
またドッかに遊びにいったボク。
幼少だったボクは、そのフナ達を入れてるのは「風呂」だとは深く考えられなかった。
そして当然おこるべき事がおこる・・・
当時、風呂をわかすのは元気だったボクのバーちゃん。
バーちゃん、いつものように火をくべて風呂をわかす・・・
風呂が沸いたころ湯具合を確認しに風呂のフタを開けてみる・・・
そして・・・(ご想像どおりです。)
無邪気な笑顔で帰ってきたボクを見つけたバーチャン。
鬼の形相で走って追いかけてくるバーチャン。鼻水たらしながら必死で逃げるボク。
そして今も「煮魚」を見るたび鮮明に当時の光景が思い出される・・・
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ボクはこんな無邪気でかわいらしい子ではなかったような・・・
マダマダ続くよ(爆!)