今朝のニュースでイチロー選手が10年連続での200安打を達成されたようです。
プロ野球には正直あまりというか全く興味がないです。
高校野球も何年か前から興味も薄れてきました。
ただ、一個人には興味を持つ人はいます。
まず、広島東洋カープ 前田智徳選手
そして、シアトルマリナーズ イチロー選手
いずれ前田選手を応援する理由は書くとして・・・今日はイチロー選手。
ただ単に、たくさんヒットを打つから興味を示しているわけでなく、むしろその裏側。
彼の安打数の中には多くの「内野安打」が含まれています。
昔、活躍した選手の中には堂々とメディアでイチロー選手の内野安打をヒット数に見ていないって語ってました。
ご存知の方はいらっしゃると思いますがイチロー選手は「道具」を非常に大切にします。
彼が打ち、打席を離れるとき自分のバットをいつもと同じ場所にそっと置いてから走り出す。
それも自分の目で見てから。バットを慈しむように優しく地面に置きます。
もし、他の選手の様にバットを放り投げて一目散に駆けだしたらもっと安打数は増えると思いませんか?
昔、活躍して大選手とおだてられタレントまがいの人にはこういうことは見えないのでしょう。
ボクがプロ野球を見なくなった理由のひとつに他の選手がバットを地面に叩きつけブチ折ったり、
ベンチに帰ったピッチャーがグラブを叩きつけるという場面。
自分が未熟なうえ出た結果にそんな八当たりは幼稚園児がドクレてるようにしか見えず見苦しい…
それに、その場面をみていつも思うのだが、そんな選手の為にグラブやバットを作っている職人さんは
どう感じるんだろうって思います。
イチロー選手はこんな事も語ってました。
「昔に比べ道具も設備も体をケアする環境も数十倍良くなっている。そういう中で記録を
塗り替えるという事は当然可能であること。」
言う事は誰にでもできること。その影のケアもイチロー選手にとっては「あたりまえ」の事なんでしょう。
あとカレーが大好きなイチロー選手。でも野菜は苦手のようです。試合前に必ずカレーを食べて試合に臨む
イチロー選手。奥様はそんな彼の為に野菜が溶けて跡形も無くなるくらい煮込んだカレーを毎回作ってるようです。
環境面、メンタル面でもイチロー選手を支えてる姿に感動です。
ちょっとクドクド書いてしまいましたが、最後にイチロー選手はこうも語ってマシタ。
「僕の目標としている事にプレッシャーという壁を乗り越えられた時、また新たな壁と自分に
挑戦できる。だから僕は自分に挑戦し続けるんです。」
ん~~~~。深イイ。