「にしおか眼鏡舗 物語」序章vol:2は→ココ
年が明け1月末、前社を退任しいよいよ新しい幕開けを迎えた。
1月31日の夜に小田幸の豊原さんと会う。
その夜、豊原さんからお食事を誘われたが御断りさせていただきました。
本当にありがたいお誘いでしたが、その日はどうしても家族とこれからのことを話しながら食事を
とりたかったので・・・豊原さん、その節は本当にゴメンなさい<m(__)m>
その夜、皆で食事をしながら色んな事を家族に告げました。
お店のこれからの方向性。
自分の考え。
そして開業すると決断した今後、不変の信念。
今はまだ宣言できる段階ではないが「7年後のにしおか眼鏡舗」
年が明けて1ヶ月間、まず考えた。あと自分は何年この仕事をパワーを衰えさせずに突っ走れるだろう?
そう考え、まずきっちりと年数を区切って目標をたてた。夢ではなく達成させる目標を。
ボクのような弱い人間は「夢」にしてしまったら、それに甘んじて夢で終わってしまう可能性がある。
だから、あえて「意地でも達成させる目標」として今後の人生計画にはめこんだ。
そういった目標のことは実は家族・身内には今だ話してはいない。
今、そこまで話しても多分、想像できないであろうし極力、精神的な心配もかけたくないというのが本音。
1月31日の夜に前社を退社したことを今までボクを支えてくれたお客様に告知する書状を投函。
翌日の夕方からボクの携帯電話が鳴り続いた。
本当にうれしい事にたくさんの方から激励のお言葉をいただきました。
ある親しい方が、わざわざ来られて言っていただけたお言葉。
「色々、紆余曲折があったけど今までの苦労は決して無駄でなく、これからの君の人生にとっても
意味のある事。今のままの君でいて頑張れ。」
お客様からこんなお言葉をいただけることが心底ありがたかった。
以前のブログ記事で「商売=銭儲け」であるならばボクは自分のお店を「商売」の場には決してしたくない。
と書いたが、こんなに言っていただける沢山のお客様に支えられているからなんです。
色んなお客様からパワーをいただきながら準備に邁進した1ヶ月間。
前社に在任中は一切、自分の店の準備には手はつけなかった。最後のケジメとしてそうした。
まず2月1日晴れて無職となった第1日目、最初にまだ工事前のガランドウの店舗に立ち寄る。
希望、不安、闘士・・・色んな感情が沸き起こった。
その日が本当の船出となった。
今、振り返ると想像以上に激務だった1ヶ月間。
その準備の様子は次に書くとして・・・(vol:4に続く)